サードウェーブコーヒー
「サードウェーブコーヒー」は、
1カップずつ丁寧にいれるのが特徴で、
その芳醇な香りと味わいは、早くも全米を席巻する勢いのようだ。
ハンドドリップで一杯ずつを丁寧に淹れていくスタイルで、
地域密着型の店作りが特徴的。
スペシャリティコーヒー
これまでは国別やエリア別で豆の種類を決めていたのに対して、豆の品質にこだわる「サードウェーブ」では単一種の苗木から収穫した豆だけを使用する「シングルオリジン」と呼ばれるスタイルにこだわっている。
浅煎り
サードウェーブ・コーヒーの味は、浅煎りで抽出された「強い酸味」が特徴ら。エスプレッソ系が主流であった「セカンドウェーブ」のときには「深煎り」が好まれていましたが、サードウェーブではその逆の「浅煎り」が主流。豆本来の味に大きく左右される「浅煎り」で個性的な味が楽しむことができる。
ダイレクトトレード
大手コーヒーチェーンと最も違う点が、コーヒーを提供するお店が生産者とダイレクトトレード(直接取引)を行っているところ。これまで生産者から消費者まで「一杯のコーヒー」が届くまで様々な中間業者が入っていた。それぞれの業者が利益を出すためには、原材料費に利益を上乗せするため、当然のように下請けを「買いたたく」状況が生まれている。結果、一番打撃をうけてしまうのが途上国などでコーヒー豆を栽培する生産業者と言われている。
最近注目されているのが「Blue Bottle Coffee」。
豆の質にとことんこだわる、焙煎後48時間以内に豆を利用することや、
浅煎りのシングルオリジンで、明るい柑橘の香りが立つコーヒーを提供するなど、
独自のポリシーを持っているようだ。
近々日本上陸とのこと。
コーヒーで世界を変えることは難しいかもしれない、
でも目の前にあるもの、目の前にいる人を少し幸せにする。
その積み重ねを大切にしたい。