教育について少しだけ。
定期的に学校へ通っています。
環境教育と併せて、例えば、紙袋を手作りし、絵を描いてもらい、
地域ごとに発表をしてもらったりもします。
子供たちは実に素直でいつも驚きます。
子供たちの作品は貴重なので、親も喜んで見に来ますし、
役所や施設で展示しています。
最近、古い漫画で「サンクチュアリ」というものを読みました。
結構胸アツ内容だったんですが、その一コマで、
「何よりも優先して考えなければいけない根本的な問題があります…教育です!今この地球上で起こっている種々の紛争、内乱…そして、先進国における凶悪犯罪の増加…私はそのすべてが教育に起因していると考えています!指導者、権力者による一方向性の教育…宗教的な単一思想教育…先進国では権利だけが主張され、権利に付随するはずの義務、責任が忘れられている…たしかに今、カンボジアは疲弊し、混乱している…だが、10年後、20年後を、考えて下さい…今、適正な教育を受け…自由を知り…権利を知り…その権利に付随する義務、責任を知る…そこで初めて、自分達とは何なのか…国とは何なのか…自分達が果たさなければいけない事は何なのかを、考え始めるでしょう…その彼等が成長した10年後20年後に初めて真の独立国家が誕生する!!」
↑政治と裏社会を舞台にした漫画だったので、少し演説風です。
また20年前ぐらいの漫画なので、時代背景も若干違います。
「教育」の可能性は現場をみても感じます。
ただ時代性を考慮するならインターネットや携帯電話の普及は無視できないでしょう。
大人たちもそうですが、
子供たちに対してさらに「情報リテラシー」が需要になってきているはず。
知識としての情報は検索ですぐに確認できてしまう昨今。
でもその情報が正しいのか、またその情報から何を考えることができるのか、
ネットに溢れる知識を使って、
情報を組み合わせたり、問題を解決する道具として活用する、
いわゆる「思考力」が大切になってくる。
子供たちは、「なんで?」を連発してきますが、
そのふとした疑問を感じる感性を見習いたいとおもいます。
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