教育について少しだけ。

定期的に学校へ通っています。

環境教育と併せて、例えば、紙袋を手作りし、絵を描いてもらい、

地域ごとに発表をしてもらったりもします。

子供たちは実に素直でいつも驚きます。

f:id:azulcafelab:20150706193930j:plain

f:id:azulcafelab:20150706193900j:plain

子供たちの作品は貴重なので、親も喜んで見に来ますし、

役所や施設で展示しています。

 

最近、古い漫画で「サンクチュアリ」というものを読みました。

結構胸アツ内容だったんですが、その一コマで、

「何よりも優先して考えなければいけない根本的な問題があります…教育です!今この地球上で起こっている種々の紛争、内乱…そして、先進国における凶悪犯罪の増加…私はそのすべてが教育に起因していると考えています!指導者、権力者による一方向性の教育…宗教的な単一思想教育…先進国では権利だけが主張され、権利に付随するはずの義務、責任が忘れられている…たしかに今、カンボジアは疲弊し、混乱している…だが、10年後、20年後を、考えて下さい…今、適正な教育を受け…自由を知り…権利を知り…その権利に付随する義務、責任を知る…そこで初めて、自分達とは何なのか…国とは何なのか…自分達が果たさなければいけない事は何なのかを、考え始めるでしょう…その彼等が成長した10年後20年後に初めて真の独立国家が誕生する!!」

↑政治と裏社会を舞台にした漫画だったので、少し演説風です。

また20年前ぐらいの漫画なので、時代背景も若干違います。

 

「教育」の可能性は現場をみても感じます。

ただ時代性を考慮するならインターネットや携帯電話の普及は無視できないでしょう。

大人たちもそうですが、

子供たちに対してさらに「情報リテラシー」が需要になってきているはず。

知識としての情報は検索ですぐに確認できてしまう昨今。

でもその情報が正しいのか、またその情報から何を考えることができるのか、

ネットに溢れる知識を使って、

情報を組み合わせたり、問題を解決する道具として活用する、

いわゆる「思考力」が大切になってくる。

子供たちは、「なんで?」を連発してきますが、

そのふとした疑問を感じる感性を見習いたいとおもいます。

 

よかったらこちらもどうぞ↓

azulcafe.org